

解散が明らかになった4人ヒップホップグループGReeeeNの来年の活動計画が白紙であることが5日、分かった。この日、同グループの所属事務所と所属レコード会社は、「このような事実はなく、大変困惑しております」と解散自体を否定した。しかし、一般的にレコード会社は、来年の予算や売り上げ目標を立てるため、この時期までに所属する各アーティストの来年のCD発売計画を綿密に立てる。だが、複数の関係者によるとGReeeeNに関しては、来年の作品発売予定がまったくない状態だ。メジャーデビューした07年から2年間で11枚のシングルと3枚のオリジナルアルバムを発売したが、一気にリリースがなくなることになる。
この日午前、メンバーは個々のブログで解散を否定するコメントをつづっていたが、昼前後にはコメントは削除され、事務所とレコード会社の公式文書に変更されていた。同グループは現役歯科大生で結成され、今年までに3人のメンバーが国家試験に合格し歯科医になっている。医師になったメンバーは、周囲から歯科医の道だけに絞るように勧められているという。
また、来年に国家試験に挑むメンバーも、関係者には学業に集中したい意向をほのめかしている。音楽を続けたいメンバーもいるが、来年以降、全員がそろって音楽活動を続けるのは現実的に困難な状況だ。25日発売のベスト盤をもって、GReeeeNの作品はピリオドを打つことになる。
ヒット連発GReeeeNが電撃解散
「キセキ」が今春の選抜高校野球の行進曲に使用された4人組グループ、GReeeeNが25日発売のベスト盤を最後に電撃解散することが4日、分かった。同グループはメンバー全員が現役歯科大生で、勉学と音楽の両立を目指し活動を続けてきた。だが、全員が将来について話し合った結果、今後は4人全員が歯科医としての道を進むことを決めたという。デビューからわずか2年で音楽活動にピリオドを打つことになった。
アルバム「塩、コショウ」が今年発売のオリジナル盤で唯一のミリオンヒットとなったGReeeeNが、全盛期での解散を決めた。4人は現役歯科大生だった07年にシングル「道」でメジャーデビュー。大学では周囲に音楽活動を知らせず、デビュー以来一貫してメディアに顔を露出することなく活動を続けてきた。
今年までにHIDE(29)navi(29)92(27)が歯科医の国家試験に合格。SOH(28)も来年の合格を目指し勉学に励んでいる。勉強と音楽の両立を目指した4人だったが、国家試験に合格して将来の道を模索した時にたどり着いた答えが、歯科医の道に進むことだった。メンバー全員で真剣に話し合った結果、解散を決めたという。25日発売のベスト盤「いままでのA面、B面ですと!?」が最後の楽曲作品となる。
4人はデビュー当時、地元東北地方の放送局で曇りガラスで顔を隠して1度だけテレビ出演したことがあった。以降、テレビ出演もライブもせず、CDのジャケットもイラストや外国人の子どもの写真を使用してきた。
テリー伊藤氏がプロモーションビデオの監督を手がけた「愛唄」のヒットから、耳に残る強い旋律を武器に「楽曲」だけの勝負で音楽界のトップに躍り出た。アイドルグループNEWSに「weeeek」を楽曲提供したほか、ドラマ「ルーキーズ」の主題歌「キセキ」、同映画の主題歌「遥か」とヒットを連発した。
今年6月発売の3枚目のオリジナルアルバム「塩、コショウ」は、今年発売されたオリジナルアルバムの中で唯一、日本レコード協会からミリオン認定された。そんな中でのベスト盤発売に「オリジナル盤が売れるのに、なぜこのタイミングにベストを発売するのか」と疑問の声が上がっていたが、メンバーが解散を決意した故のベスト盤発売だったようだ。
全盛期での解散は顔を出さずに音楽業界のトップに立った4人の美学ともいえそうだ。CDセールス不況と言われる今の音楽界で、猛スピードで駆け抜けたGReeeeNが、わずか2年で音楽の世界から去ることになった。