内田光子:ピアニスト
1972年以来、ロンドンに居住。私生活上でのパートナーは、「世界最高の知性100人」にも選ばれた、EU理事会対外・政治軍事総局長であるロバート・クーパー氏。
桐朋学園の「子供のための音楽教室」にて、松岡貞子に学ぶ。
父親が外交官であったため、12歳で渡欧。
1961年からオーストリアのウィーン音楽院(現・ウィーン国立音楽大学)でリヒャルト・ハウザーに師事する。同時期に、寺田悦子が在籍しており、互いに切磋琢磨したという。
ヴィルヘルム・ケンプ、ステファン・アスケナーゼ、ニキタ・マガロフらの薫陶を受ける。
ロンドンでは一時、マリア・クルチオなどにも師事する。
1960年代から“コンクール荒らし”
1966年のミュンヘン国際音楽コンクールで1位なしの第3位
1968年のエリザベート王妃国際コンクールで第10位
1969年のウィーン・ベートーヴェン国際コンクールで第1位
1970年のショパン国際ピアノコンクールで第2位銀賞(現在まで日本人最高位)
1973年のルツェルン音楽祭でのクララ・ハスキル・コンクールで第2位
1975年のリーズ国際コンクールとレーヴェントリット国際コンクールで第2位
1972年に活動の本拠地をウィーンからロンドンに移したが、オファーもなく、70年代は不遇であった。
1982年、ロンドン、ウィグモア・ホールでのモーツァルト「ピアノ・ソナタ連続演奏会」
1984年にイギリス室内管弦楽団を自ら指揮しつつ演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲の全曲演奏会
これを契機に、フィリップスにモーツァルトのピアノ・ソナタとピアノ協奏曲全曲録音を行う。
これら一連のチクルスは空前の大成功を収め、名実ともに「世界のウチダ」として、一躍世界的な名声を不動のものとした。

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Ranking1971年、英国ウィグモア・ホールでの演奏会にて、ロンドン・デビュー。
1984年、小澤征爾の指揮するベルリン・フィル定期演奏会(バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番、メシアン:異国の鳥たち)でデビュー。
それ以降、世界の全てのメジャー・オーケストラの定期演奏会、そしてザルツブルク音楽祭、プロムス、タングルウッド音楽祭、ルツェルン音楽祭などの世界的音楽祭の常連となった。
1991年、殿堂カーネギー・ホールにてデビューリサイタル。
現在はリチャード・グードとともに、米国マールボロ音楽祭のディレクターを務めている。
最近では、室内楽への取り組み、マスタークラス、そして若手音楽家への支援に力を注いでいる。
レパートリーは、バッハからメシアンに至るまで幅広く、最近では、クルターグ、リゲティ、バートウィッスル、そして武満徹なども取り上げている。
#バロック(バッハ)から現代音楽(メシアン)までって、、、広すぎます。
レコーディングには大変慎重で、現在までに、モーツァルト、ショパン、シューベルト、シューマン、ベートーヴェン、ドビュッシー、シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルクなどの作品を録音。
米国グラミー賞ノミネート、英国グラモフォン賞、BBCディスク大賞、日本レコードアカデミー賞など世界各国の賞を授与されている。

ちなみに、
1977年、NHK-FMでの最初の自主制作に於いてのPCMデジタル録音(東京ローカルの「FMリクエストアワー」での放送用)のピアノ演奏をしたのも彼女だった。曲目は、ハイドン作曲のピアノソナタであった。
2009年6月13日、英政府は、6月恒例の叙勲名簿を発表、モーツァルトやベートーベンの演奏で世界的な評価を得ているピアニストの内田光子さん(60)に大英帝国デイム(男性のナイト=勲爵士=に相当)の称号が授与されることが決まった。近くエリザベス女王から直接授与される。
ロンドンを拠点に活躍する内田さんは、ロンドン交響楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など世界の一流オーケストラと精力的に協演。流麗ながらめりはりの利いた演奏はクラシック音楽界で絶賛されており、世界有数のピアニスト「世界のUchida」として抜群の存在感を示している。
なお、デイムの称号は文化や学術、芸能などの分野で著しい功績があった女性に与えられ、これまでに、女優のエリザベス・テーラーさんやオペラ歌手のキリ・テ・カナワさんらが授与されている。
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タグ : 内田光子 桐朋学園 「子供のための音楽教室」 ショパン国際ピアノコンクール・第2位銀賞 コンクール荒らし モーツァルト