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2010/11/04(木)
水嶋ヒロ:俳優・小説家(?)

水嶋ヒロ0 

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NEWS:ポプラ社小説大賞を受賞

1984年、東京都生まれ。
父親の仕事関係で、幼少時代から小学校卒業までスイスのチューリッヒで過ごしていた帰国子女。
桐蔭学園中学校・高等学校では、サッカー選手として活躍。高校3年生のときに出場した第81回全国高等学校サッカー選手権大会では準決勝まで進んだが、国見高校に敗退。
プロサッカー選手を夢見ていたが、怪我のため断念。

慶應義塾大学環境情報学部在学中に、大学の先輩からモデルの仕事を紹介され、ファッションモデルとしての仕事を始めた。
芸能事務所の人から声をかけられ、所属していたモデル事務所ギグマネジメントジャパンから研音へ移籍。
『くりぃむナントカ』の「合コン日本シリーズ」(2004年11月23日、30日放送)で、TV初出演。
2005年、ドラマ『ごくせん』で速水もこみちのバーターで背景・モブ生徒役で出演し、俳優としてデビュー。
2006年、『仮面ライダーカブト』において、主人公の仮面ライダーカブト/天道 総司役を演じ人気と注目を集める。なお、共演した徳山秀典(仮面ライダーキックホッパー)、加藤和樹(仮面ライダードレイク)、山本裕典(仮面ライダーサソード)、佐藤祐基(仮面ライダーガタック)、内山眞人(仮面ライダーパンチホッパー)、弓削智久(グリラスワーム)とはプライベートでも非常に仲が良く、撮影が終わった後もずっと頻繁に連絡を取り合い、およそ週1 - 2のペースで毎週皆と会っていた。
水嶋ヒロA ⇒ Ranking

2007年、『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』出演により特撮ファン(子供を出汁にした、ママ達を含む)以外の層にも認知される。
 ⇒ Ranking

その後は、イケメン俳優として、ドラマ・映画などで活躍。

2009年4月3日、歌手の絢香と結婚したことを、突然発表。事務所にも婚姻届提出事後報告と言う、業界仁義に悖る、強行突破。なお、同時に絢香が持病のバセドー病(グレイヴズ病)の治療に専念することを発表した。

2010年9月20日をもって、所属事務所「研音」を退社。事務所側は執筆活動に専念するためと発表した。
2010年9月23日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)の取材に応じ引退は否定。「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ系)では、絢香からのメールの要約を報じ、その主旨はめざましテレビでの水嶋のコメントと一致している。
2人は事実と異なる報道に困惑しているとし、水嶋が執筆活動などと共に俳優業を続ける意向であると表明した。
絢香の楽曲を管理する会社(A stAtion)を既に設立しており(2人の活動のための会社であるという一部の報道を9月23日時点では否定)、今後は水嶋のマネジメントも同社が担当する方針で、他の事務所には所属せず独立して活動するとしている。

NEWS

2010年10月31日、本名である齋藤智裕(応募時のペンネームとして「齋藤智」)名義で執筆した処女小説『KAGEROU』により、第5回ポプラ社小説大賞を受賞したと発表・報道された。
同賞はエンターテインメント小説を対象とする文学賞で、第2回から第4回まで大賞受賞者がいないため二人目の大賞受賞者となった。
水嶋は6月に芸名も肩書も伏せたまま原稿を投稿し、大賞決定後に編集者が「齋藤智裕」に会いに行った際に初めて作者が水嶋だったと分かったという。刊行予定については「全く未定。急げば年内に間に合わないこともないが、担当編集者がじっくり手を入れることも考えると、いつ刊行されるか見通しが立たない」。
約4分間の挨拶では作品の内容よりも所属事務所を退社した騒動への説明が大半を占め、まるでタレント・水嶋ヒロの再出発会見だった。

「水嶋が"執筆活動に専念したい"とわざわざ宣言したのも、今思えば、この流れがあったからかと納得できます。もし小説を書くにしても有名タレントなら落選リスクのある賞に応募なんてしないで出版すればいいだけ」
#タレント本コーナーに置かれ、「水嶋ヒロ、本格小説デビュー」とすれば、黙ってても売れる。
「出来レースの可能性が極めて高い」(出版関係者)

「そもそもポプラ社の小説大賞は5年前の第1回で賞金2,000万円という高額賞金で広く作品を募集しましたが、受賞作の評判が今ひとつで、正直コケたと見られていたもの。賞金分を回収しないと商売として成り立たないので、以降3度の開催は全て大賞ナシ。今回を最後に来年からは賞金は200万円に大幅縮小されてしまうほどです(「ポプラ社小説新人賞」に衣替え)。」(出版関係者)
その賞金も、今回は水嶋が辞退と伝えられ、結果としてポプラ社は大金を使わず大賞を広く告知することができ、水嶋も再出発を大きくアピールすることができた。
#文学賞としての賞金2,000万円は、高額。また、選考委員が存在せず、選考は営業部門をふくめた社員によって行われている。(売りたい本、売れる本を選考する。)

しかし、賞金を辞退するぐらいなら、なぜポプラ賞に応募したのか。
#大賞受賞と、賞金自体の取引?
もっとも、この受賞が出来レースだったという証拠は何もないが、

「これで仕掛けが成功したとは限らない」
「売れることは売れると思いますが、先に受賞ありきでは読む側がかなり厳しい目で見るので内容に批判が集まる可能性がありますし、もし内容が素晴らしかったとしてもゴーストライターじゃないかなんて言われてしまう」(出版関係者)

ポプラ社は、「執筆者が誰か分からず本当にちゃんと選んだもので、読めば凄い内容だと分かってもらえるはず」としているが…。

また、出版時期も微妙である。
年末商戦には間に合わず、新年度商戦では話題性が薄れてしまう。2月は、売り上げが減る。

まぁ、注目はされるだろうが、BookOffに山積みとならなければ良いのだが。

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2010/09/20(月)
押尾学:元俳優

押尾学0 

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#略歴については、押尾学:麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕を、参照してください

初公判第2回公判第3回公判第4回公判第5回公判第6回公判第7回公判

合成麻薬MDMAを一緒に飲んで容体が急変した飲食店従業員、田中香織さん=当時(30)=を放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死など4つの罪に問われた元俳優、押尾学被告人(32)の裁判員裁判の第6回公判が9月17日、東京地裁(山口裕之裁判長)で始まった。

この日、60席の傍聴券を求めて長蛇の列を作ったのは1319人。2009年11月に開かれた押尾被告の薬物事件の判決では1202人が並んでおり、さらに注目度は高まっている

法廷は東京地裁最大の104号。

午後3時6分、山口裁判長が声をあげる。

裁判長「はい。それでは開廷いたします。被告人は前へ」

被告「はい」

裁判長「押尾学被告ですね。それではあなたに対する保護責任者遺棄致死事件、麻薬及び向精神薬取締法違反事件の判決を言い渡します」

被告「はい」

裁判長「主文。被告人を懲役2年6月に処する。未決勾留日数中180日をその刑に算入する。東京地方検察庁で保管中の(麻薬の)TFMPP、カプセル入りのもの1錠を没収する」

山口裁判長が「もう一度繰り返します」と告げると、傍聴席の報道陣は一斉に立ち上がり、速報を伝えるため慌ただしく法廷から飛び出していった。

山口裁判長は「理由については長くなるので…」と、押尾被告に着席するよう促し、押尾被告は法廷中央の被告人席に着席した。判決理由の読み上げが始まった。

判決理由は、“続き”を見てください。

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2010/09/18(土)
押尾学:元俳優

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#略歴については、押尾学:麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕を、参照してください

初公判第2回公判第3回公判第4回公判第5回公判第6回公判

合成麻薬MDMAを一緒に飲んで容体が急変した飲食店従業員、田中香織さん=当時(30)=を放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死など4つの罪に問われた元俳優、押尾学被告人(32)の裁判員裁判の第6回公判が9月14日、東京地裁(山口裕之裁判長)で始まった。

法廷は東京地裁最大の104号。

裁判長「それでは開廷します。論告と最終弁論でいいですね。それではどうぞ」

午前10時2分、山口裁判長が開廷を告げた。

検察官の論告求刑

検察官「それではこの事件に関する検察側の意見を述べます。いずれも証拠により、証明十分に立証されています。以下、意見を述べます」
「まず、第一。田中さんが被告から譲渡されたMDMAを服用したことは明らかです。『来たらすぐいる?』との被告のメールはMDMAが欲しいかという問いかけで、田中さんの『いるっ』との返信は欲しいことを意味しています」
「被告はドラッグセックスに使うつもりで持ってきたもので、実際にドラッグセックスに及んでいます。被告はこれまでも薬物を服用させ、セックスに及ぶ性癖を持っていました」

検察官「『すぐいる?』とのやり取りの後、田中さんが部屋に来てすぐにやったことはMDMAを飲んだことで、セックスに及んだのは1時間以上もたってからでした」


検察官「弁護側は、田中さんもMDMAを手に入れることができた。当日飲んだのは粉末だった。『すぐいる?』というやり取りは男女間の言葉遊びだったと主張しますが、いずれも論理のすり替えにすぎません」
「まさに死人に口なしと、死人に責任をなすりつけるものです」

検察官「泉田さんは、被告に譲り渡したのは錠剤だったと、この公判でも詳細に証言しています。被告はそれを泉田さんに持ってきてもらったカプセルに詰めて飲みました。被告はこの公判でも『MDMAは苦かった』と述べています。苦さを避けて粉末にして飲んだのです」

検察官「弁解自体、荒唐無稽(むけい)で苦し紛れというほかありません」
「被告は現場に駆け付けた知人らにメールは『ちんこほしいかという意味だといえばいいか』と相談していますが、弁護側の言うとおりなら、この相談自体いらないはずです」

検察官「泉田さんの証言は体験したものでしか語れない内容で、別の証人の証言とも符合します」
「泉田さんは当初、否認していましたが、田中さんの死につながったという事態の重大さから証言しました。被告に『証言した思いを理解してもらいたい』とも述べています。既に刑に服しており、虚偽の証言をする必要もありません」

検察官「田中さんは、保護を要する病者(人)でした」

検察官「8月2日午後5時50分から、田中さんが『怒りの状態』『無表情の状態』を繰り返したことは、田中さんが生命の危機に陥ったことを示しています。また、その後、『エクソシストの状態』になったことは、田中さんがさらに生命の危機に陥ったことを示します」

「怒りの状態」:ベッドの上であぐらをかき、誰かをにらみつけるような様子で意味不明の言葉を発する状態。
「エクソシストの状態」:両目を大きく見開き、黒目を左右にギョロギョロ動かして白目をむき出しにする状態。

検察官「被告の供述には、実際に体験した者でなければ分からない迫真性があります。『(映画の)エクソシストに出てくる女の子のような』『(映画の)呪怨(じゅおん)に出てくる男の子のような』という表現は、(実際に異変を目撃した)被告でなければ思いつきません」

検察官「被告は田中さんの容体の変化について、△△さん(法廷では実名)や□□さん(同)にも、同様の説明をしています」

△△さん:押尾被告の元マネジャー。田中さんの携帯電話を隠したとして、証拠隠滅罪で略式起訴され、罰金刑が確定。
□□さん:元チーフ・マネジャー。

検察官「(被告が供述した田中さんの容体変化は)医学的見地から見ても、不自然ではありません。被告は田中さんとドラッグセックスをしていたのであり、田中さんの症状はMDMA中毒であり、田中さんは病者であると認識していました」

検察官「現場の2307号室は当時、被告がもっぱら使用していた部屋で、被告が誰かを呼ばなければ人は来ません」
「被告には保護責任が発生します」

検察官「弁護側は『2人が服用したMDMAは田中さんが持ってきたものだ』と主張しますが、そもそもMDMAは被告が田中さんに譲り渡したものであることは明らかです。また、2人はセックスの快楽を得るためにMDMAを使用したのであり、誰がMDMAを持ってきたかというのは、保護責任の成立を左右しません」

検察官「6時32分から45分にかけて、被告は知人らに『女性の意識がない』と電話をしており、『死んだ』というような発言はしていません。6時45分以降に、知人らへ掛けた電話では『死んじゃってる』などと話していました。被告は6時47分ごろから53分ごろにかけて心臓マッサージや人工呼吸を行ったとみられ、田中さんの胸骨骨折の状況から、この間に死亡したとみられます。被告は6時43分から45分の電話で、Bさんから『できる限りのことをしなさい』と言われ、この後に心臓マッサージなどをしたとみられます」

Bさん:元国会議員で、押尾被告の知り合い。公判でも証人として出廷。

検察官「田中さんの胸骨骨折の出血は軽微で、解剖医はこの直後に死亡したか、すでに死亡していたと指摘しています」
「以上のことから、6時47分ごろから53分ごろに死亡したと考えるのが合理的です」

検察官「MDMA中毒で肺水腫になってから死亡する場合、周囲が異変に気づく状況となってから死亡までに最低30分かかります。数分で死亡することは考えられません」

検察官「田中さんは119番通報以外で救命できる状態ではなかったのに、被告は仕事を失うことや、子供と会えなくなることを恐れ、119番通報をしませんでした。被告が119番通報をしなかったことは明らかに不保護にあたります。被告の手元には携帯電話があり、救命活動をしながらも通報することはできました」

検察官「田中さんの状態からみれば、被告が第一にすべきだったのは119番通報以外にはありませんでした」

検察官「異なる専門分野を有する両証人の意見が一致しました。『救命可能性が百パーセントに近い』というのは、医療に絶対はない以上、救命の疑いがあるという意味で(百パーセントと)使っていないのは明らかです」
「田中さんは当時30歳と若く、特別な病気はない。田中さんの死亡は被告人と因果関係が認められます」

検察官「医学的救命可能性は、(昨年8月2日)午後5時50分通報の段階で60%、午後6時で10%から20%ですが、これは午後6時20分に死亡したことを前提に救急車内で心室細動を起こしたのが前提です」
「(意見書でも)単純に救命可能性でいえば、中毒を発症してから、心停止までに有効な手段があったかどうかが見解(の趣旨)でした」

検察官「(証人は)薬物であるMDMAを毒物と同視しました」
「心室細動の除細動の見解も、医学的標準のよりも著しく低い成功率を前提としています」

検察官「証人は『1、2分で死亡することもある』と証言しましたが、再度検察官から質問されると、(田中さんが発症したような重症な)肺水腫の形成は、『別の薬剤なら』とMDMAという事実をすり替えた形で証言しました。同一事象の証言も法廷内で矛盾しています」
「救命可能性も数値をあげるのが具体的に難しいとしながら、『本件は30%から40%』として、具体的な根拠はありません」

検察官「押尾被告が心臓マッサージをしたことに対して同情的な態度を取る一方、119番通報しなかったことに対しては『お答えできません』と話し、証人としての中立性に、はなはだ疑問を感じさせます」
「被告人が保護責任者遺棄致死の罪を負う証拠は十分であると思います」

検察官「本件の犯行は極めて悪質と言わざるを得ない」

検察官「被告人は自己保身のために田中さんを見殺しにするなど、悪質と言わざるを得ません」

検察官「発生した結果が重大であり、田中さんの両親を始め、被告人に対する重い処罰を望んでいます」

検察官「薬物事犯は再犯の恐れが強く、被告人と薬物は親和性がみられ、再犯の恐れも強い。こうした犯罪には予防的観点からも重罰に処す必要があります」

検察官「(被告に)反省の情は皆無であると言わざるを得ません」
「最も、本件については、田中さんも自らの意志で違法薬物を服用していたことは否定できません」

検察官「被告にも有利な事情を考慮しました。総合的に考慮し、被告に対する求刑を述べます」

検察官「被告に懲役6年を求刑します。(合成麻薬)TFMPPを没収します」

法廷を飛び出す記者たち、メモを取る裁判員。静寂を打ち破るように法廷内が一瞬ざわつく。

検察官「繰り返します。被告に懲役6年を求刑します。TFMPPを没収します」

論告求刑終了

最終弁論は、“続き”を見てください。

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2010/09/18(土)
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#略歴については、押尾学:麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕を、参照してください

初公判第2回公判第3回公判第4回公判第5回公判

合成麻薬MDMAを一緒に飲んで容体が急変した飲食店従業員、田中香織さん=当時(30)=を放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死など4つの罪に問われた元俳優、押尾学被告人(32)の裁判員裁判の第6回公判が9月13日、東京地裁(山口裕之裁判長)で始まった。

法廷は東京地裁最大の104号。

裁判長「それでは開廷します」
午前9時59分、山口裁判長が開廷を告げた。

証人の中年男性が右側の扉から入廷。山口裁判長にうながされて宣誓を行う。

若い女性弁護人が質問。

弁護人「ご経歴の説明をお願いします」

男性証人は、佐賀医科大(現・佐賀大医学部)などをへて現在は、福岡市の池友会福岡和白病院で救急救命の責任者を務めている。

弁護人「学会でも活動されていますね。お立場は?」

証人「主なものは、日本救急医学会の指導医をしているほか、日本中毒学会の評議員をしております」

弁護人「違法薬物の中毒患者にもかなりたくさん接していらっしゃったと思いますが、MDMA中毒患者は?」

証人「MDMA中毒はないが、学会で資料を読みます。覚醒(かくせい)剤中毒には何度か接しました」

弁護人「田中さんの死亡については鑑定書や医師の調書はお読みになられてご存じですね」

証人「はい。読ませていただいています」

弁護人「死亡の原因は何だとお考えですか」

証人「MDMAが原因ですが、服用によるセロトニン症候群ではないかと考えます」

セロトニンとは、ホルモンに近い情報を伝達する体内物質の一つで、気分の高揚に関係する。MDMAの少量の摂取なら、幸せを感じる「多幸感」や人への親密感を与える。

証人「人に親密な感情を感じるため、セックスに快感があるともされています」

MDMAを大量摂取すると、ほぼ全例でセロトニン症候群を発症。
同症候群を発症する原因には抗鬱剤の摂取も挙げられ、厚生労働省が大量摂取に対して注意を喚起している。

弁護人「セロトニン症候群の症状は?」

証人「軽度ならボーっとした感じになり、量が多くなると、錯乱や意識を失い、昏睡(こんすい)状態になることもあります」

体温の上昇をもたらすほか、意識せずに筋肉が震え、痙攣(けいれん)する「不随運動」を起こす。

証人「特に体温の上昇が命にかかわることもあります」

検察側が「弁護側は事前に争いのないはずの死因とは別のセロトニン症候群という死因を立証しようとしている」と異議を申し立てた。
弁護側が「MDMA中毒という死因を否定しているわけではない」と弁明。
山口裁判長は質問を続けることを許可した。

弁護人「MDMA中毒とセロトニン症候群の関係が分かりにくいので、説明をお願いできますか」

証人「MDMA中毒とセロトニン症候群はまったく同じことで、MDMA中毒のほぼすべてでセロトニン症候群が起きます」
「MDMAの少量の摂取だと、多幸感や親愛感情につながり、多いと不整脈や死につながることもありますが、どこまでがMDMA中毒で、どこからがセロトニン症候群か線引きは難しい」

弁護人「田中さんの死因では?」

証人「MDMA中毒ともいえ、その本体はセロトニン症候群といえます」

弁護人「そういえる客観的根拠は?」

証人「田中さんのMDMAの血中濃度が8~13と非常に高いことです。ほとんどの中毒では濃度が1~2なのに、田中さんは低いところでも8ありました」
「田中さんの死亡後の体温が37度。生存時はもっと高体温とみられ、これからもセロトニン症候群の重症のものといええるでしょう」

弁護人「生存時は40度を超えていたと考えられますか」

証人「40度以上の可能性は十分あるでしょう」

前回までの公判で検察側が示していた田中さんのMDMA中毒発症から心停止までの経緯をまとめた資料を提示することを弁護側が求め、法廷に設置された大型モニターに資料が映し出される。

弁護人「この中でセロトニン症候群に合致しているものは?」

証人「みけんにしわを寄せてハングルのような言葉でブツブツ文句を言う。これは錯乱状態」
「腕を肩の高さまで両手を動かす。これは痙攣状態で、(セロトニン症候群に)当たります」

弁護人「いまから読み上げる部分はセロトニン症候群と言えますか。『ブツブツ文句を言い出したけど、話しかけると普通に会話ができる。数分後、突然、歯をむき出して倒れた…』」

証人「これはセロトニン症候群でもあり得るでしょう」

弁護人「(容体が急変してから)初めの十数分間は、(押尾被告が)話しかければ起きる状態でした。その状態から、急に倒れるということはあるのでしょうか」

証人「あり得ます。この中にも、てんかんの患者さんをごらんになったことのある方がいらっしゃるかもしれませんが、てんかんの方も突然、震え始めます」

弁護人「田中さんが数回に分けてMDMAを服用したことと、何か関係はあるのでしょうか」

証人「薬物は一定量を飲んだ後、まだ(体内の)代謝が終わらないうちに追加で飲む方が、一気に服用した場合に比べて、急激に血中濃度が上がるとされています。田中さんについても、それが起こった可能性はあります」

弁護人「田中さんの解剖所見で、急変を示すものはありますか」

証人「肺水腫などは、急死と矛盾のない所見です」

肺水腫とは、肺胞などに水分がたまった状態のことで、呼吸不全などの症状を引き起こす。

弁護人「セロトニン症候群についてはどうでしょうか」

証人「重症のセロトニン症候群として、典型的な部類です」

セロトニン症候群とは、脳内物質セロトニンの濃度が高すぎるために引き起こされるもので、自律神経や脳認識機能に障害を与え、興奮や錯乱、昏睡(こんすい)などの症状が出る場合もある。

弁護人「田中さんのセロトニン症候群は重症だったのでしょうか」

証人「かなり重症の部類に入ります」

弁護人「(死亡時に田中さんが)高体温だったことは、何か治療との関係で問題がありますか」

証人「高体温は、全身の筋肉や臓器の異常を起こし、腎不全や肝不全などを引き起こします。つまり、予後を悪くするということです。脳に関しても、温度が上がることで脳の機能が悪くなります。田中さんの場合、ここまで体温が高いということは重症です」

女性弁護人が、「予後」の意味を尋ねる。
証人「簡単に言うと、この先どうなるかということです。つまり、田中さんの場合は、助かったか助からなかったかということです」

弁護人「救命可能性はどのように判断するのでしょうか」

証人「一般的に、重症度や予後を図るために、アパッチスコアという点数をつけます。また、心臓や呼吸が止まってから何分後に措置をすれば何%助かるのか、というカーラー(の救命)曲線というものもあります」

弁護人「田中さんの救命可能性について、そうした方法で判定することはできますか」

証人「それは大変難しいです」
証人「今回の田中さんの容体を分かっているのは、押尾さんしかいません。さらに、押尾さんも薬物の影響下にあり、時間経過もあいまいでした。(救命可能性について)正確に何%ということは言えません。唯一確かなのは、薬物の血中濃度です。血中濃度はうそをつきません。田中さんの8から13という血中濃度で、過去に助かった人はいません。そういう意味では、救命可能性は極めて低いです」

弁護人「救急隊員が(現場に)到着した時点で、すでに心肺停止したり、心室細動が起きていたりした場合、救命可能性はどのぐらいあったのでしょうか」

証人「これは、田中さんのMDMAの血中濃度が致死量を超えていたという前提ですが…。心肺停止し、心室細動すら起きていない場合は、救命可能性はゼロです。心室細動があれば、数%…。ゼロではありません」

弁護人「救命救急センターに搬送中に、心肺停止したり、心室細動が起きていた場合の救命可能性は?」

証人「いかに早く病院に着いたかというのがキーポイントになるのですが…。さきほどの場合よりは可能性が上がりますから、約20~30%はあったのではないでしょうか」

弁護人「病院に搬送後、心肺停止したり、心室細動が起きていた場合は?」

証人「救命救急センターで最新の治療が施せることを考えれば、30~40%はあったのではないでしょうか」

弁護人は、証人は一般市民を対象とした、救命措置講座の講師などとしても活動していると説明。

弁護人「講座では、どういった場合に119番通報するよう指導しているのですか」

証人「『人が倒れていたら呼びかけて反応をみなさい。反応がなければ、直ちに119番通報しなさい』ということを教えています。その後、可能であれば気道を確保し、呼吸がなければ胸を押しなさいとも話しています」

弁護人「田中さんの解剖所見には胸骨骨折がありました。解剖医は、押尾さんが力を入れた場所は適切だったが、(心臓マッサージの)効果があったかは分からない、としています。効果があった可能性はあると思いますか」

証人「はい」

弁護人「講習のときは、ほかにどのような心構えを話していますか」

証人「現状、日本で人が倒れたときに、居合わせた人で心臓マッサージなどの手当てをする人は20~30%程度です。なので、(救護措置の方法で)思いだしたことだけでもやってください、と言っています」
証人は「人を助ける心肺蘇生(そせい)では、いかなる試みでも何もしないよりはいい」という、医学の格言を引用。
証人「押尾さんの場合も、心臓マッサージをしたことは評価されていいのではないでしょうか。(救護措置を)何か一つしたならば、私がお釈迦様だったら、カンダタにクモの糸を1本垂らすと思います」

カンダタとは、芥川龍之介の小説「蜘蛛(くも)の糸」に登場する地獄に落ちた泥棒だ。お釈迦様は、カンダタが生前、クモを殺さずに逃したことがあったことから、天からクモの糸を垂らし、地獄から脱出する手段を与えた。
 《ここで弁護人の主尋問が終わり、代わって男性検察官が質問に立った》

検察官「心臓マッサージが、田中さんの死亡後に行われていた場合はどうでしょうか? 解剖所見によれば、田中さんの胸部周辺には微量の出血がありました。心停止していない状態で心臓マッサージをすれば、多量の出血があったはずです」

証人「心臓マッサージとは、心臓が止まってから行うものだから、おかしくはありません」

検察官「心停止してからどのくらいの時間で心臓マッサージしたかによっても(救命可能性は)違いますよね?」

証人「それはありますね。完全に死後変化が起こってからでは、出血は起こらないので、何らかの生体反応があったかとは思います。ただ、その点についてはよく分かりません」

検察官「医学的には『急死』って使わないんですよね」

証人「法医学では使います。突然の死亡ということで経過が短いことです」

検察官「経過が短いというのはどれくらいですか」

証人「30分から1時間ですね」

検察官「今回、田中さんは高度な肺水腫を発症しています。どの程度の時間が経過したと思いますか」

証人「これは実際的には難しいかと思います。肺水腫は単一の原因では起こりません。亡くなった後の所見を見て(経過が)数分だったか、30分だったのかは解剖所見だけでは分かりません」

検察官「臨床の現場で、あれだけの肺水腫はどのくらいで起こりますか」

証人「1、2分で起こることもあります」

検察官「(1、2分で起こるのは)かなり特異な例だと感じますが」

証人「MDMAではないですが、ある種の薬剤で起こることはあります」

検察官が、検察官請求の証拠、田中さんの死体写真を示したが、法廷内の大型モニターには映されない。

検察官「これは、警察官が現場で撮影した写真です。口から気泡が出ています。死亡後にこういう状態になることはありますか」

証人「心臓マッサージは胸を押すので、呼吸と同じ動きをします。押尾さんの心臓マッサージによって、泡が出たのかは分かりません」

検察官「倒れた後に心臓マッサージをしたという主張ですから、先生のお話を前提にすると、心停止した後に心臓マッサージで泡が出たということになりますか」

証人「その可能性が高いです。ただ、先に重症の肺水腫が発症していた可能性もあります」

検察官「口から泡を吹いている人に、人工呼吸をしますか」

証人「する方によるでしょうね。肺水腫の泡は次々に出てくるので」

検察官「放置された結果、この濃度になっているわけで、ある程度、吸収は続いているわけです。生きている間はこの濃度になっているわけではないんですね?」

証人「MDMAは、ほかの薬物も同じように胃の粘膜から取り込まれて血液に流れていきます」

検察官「それを前提にお聞きしているのですが、逆にいうと、その濃度になっていたらほとんど死んでいるということですよね。この濃度になる前の救命可能性についてお聞きしたい。追い打ち、二度飲みで血中濃度が、がつんと上がるというのは、聞いてますよね。(田中さんの)錯乱が始まった時点では、血中濃度はここまでいたっていないんですよね」

証人「少なくとも最高濃度ではないですね」

検察官「(昨年8月2日)午後5時12分の時点では、(押尾被告は)奥さんとメールのやり取りをしているくらいなので、田中さんの容体は客観的に悪化していなかった。5時12分以前にMDMAを服用していた場合、錯乱状態が起きたのは?」

証人「非常に難しいですが、MDMAで言われていますのが、血中濃度と錯乱状態は相関しないといわれています。今のご質問に対する客観的な答えはできかねます」

検察官「服用した血中濃度と錯乱した経過時間はあまり関係ないと言いましたね?」

証人「はい」

検察官「死亡した時期の血中濃度を見て、経過時間をみるのも難しい、そういうことですか」

証人「そうですね」

検察官「先生が示した、錯乱状態のときに、通報するのは無理ですか」

証人「一般市民が、目の前で人が暴れていたら通報するでしょうが、違法薬物を使う人はなんらかの通常でないトリップを求めているのですから」

検察官「通常、一般人になら(通報は)期待できますか」

証人「一般人なら通報は期待できるかもしれません」

検察官「119番期待できない人は? MDMAを使っている人だとトリップという段階で、それ(通報)を期待するのがおかしいということですか? その人間が、その後、あちこちに電話していたらどうですか」

証人「今回、私がここへ呼ばれた趣旨と違うのでお答えしません」

検察官「錯乱状態になったのを見ただけで、119番通報の義務が生じるとは認めがたいということですか」

証人「蘇生(そせい)について一般的なことをいえば、何もしないよりもした方がプラスですが、一般の人で『どうして何もしなかったのか』というケースが多い。今回の件で言えば、ベストではないが何かしたというのは評価はできます」

検察側は反対尋問を終了。
向かって右の男性裁判官が質問を始めた。

裁判官「弁護側の質問に対し、『錯乱状態になり、ブツブツと意味の分からないことを言って突然倒れるてんかんのような症状』と言っていましたが、てんかんの症状になってから心停止に至る時間が短いことがMDMAではあり得るということですか」

証人「覚醒(かくせい)剤でもそうだが、警察官に拘束された途端に心停止になる人もいる。てんかんの原因が精神症状によるものであればもとに戻るが、そこにけいれんや心停止が伴ってしまえば死に至ってしまいます」
証人「MDMA中毒で錯乱状態からてんかん、心停止のすべての症状が数分の間で起こることもあり得ます。過去の資料でもそういう症例はたくさんあった。周囲の処置のかいもなく死亡することはあり得ます」

裁判官「『MDMAの血中濃度は服用量によらず、消化量が一定なので数値は比例して上がる』ということですが、追加して服用すると、急激に血中濃度が上昇することもあり得ますか」

証人「MDMAを分解すると体には負荷がかかります。分解できる量には限界があるので、服用量が多ければ、血中濃度が上昇する速度が上がることもあり得ます」
「アルコール摂取の有無、空腹だったかどうか、寝ていたか、起きていたかなどで、かなり分解能力に差が出てきます。人によって分解のスピードに10倍の差があることもあります」

裁判長「証人は日本中毒学会に所属しているのですか」

証人「そうです」

裁判長「どのようなことをしている学会なのですか」

証人「中毒は幅広く、医師や薬剤師、法医学者、警察関係者も所属しています。生きている人を扱うのが一般的ですが、死んでいる人も取り扱います。通常、医療の場で中毒症状の人をみて、原因や治療方法、予防方法などを考えていくということをやっています」

裁判長「証人は救急医学学会にも所属していますか」

証人「はい」

裁判長「非常にうかがいづらいことなのですが、検察側請求の医師についての中毒症状の知識はどう思われますか」

証人「救命救急については詳しいと思いますが、中毒に関しては造詣が深いということではないと思います」

裁判長「本日、証人には遠いところからお越しいただきましたが、出廷していただいた経緯はどういうところですか」

証人「弁護側から人を介して『検察側請求の医師はこういうことを証言するらしい』ということを聞いたのですが、『(早くに通報していれば)100%助かる』という内容を聞いて、致死量の3倍以上を飲んだのに助かるという話が裁判記録として残るのは学問的にどうなのか…。『助かる可能性は低い』ということを法廷できちんと説明をしなくてはいけないと思ったからです」

裁判長「『致死量』とはどういう意味でしょうか」

証人「動物実験で薬物を一定量与え、50%以上死ぬ量を致死量と言います。ただ、人間とは違うのであくまでも目安ということです。また、過去の症例を調べてグラフなどにし、大体この先、さらに投与すると助からないのではないかという要素もあります。もちろん薬剤によって違うので臨床的な経験値ということです」

裁判長「死に至るメカニズムを説明してくれましたが、田中さんが死亡した際の(MDMAの)血中濃度が、あれ以上に高くなると死亡するということでしょうか」

証人「あの現場で死に至るのは、不整脈や高血圧とか肺水腫で呼吸が止まる場合です。またその後に死ぬ場合は、これらの症状を切り抜けても、高体温で脳や心臓がダメージを受けて多臓器不全になる可能性が高いです。田中さんは短期的でも厳しいですが、長期的でも、3、4割しか助からず、病院に行っても5、6割は厳しかったと思われます」

裁判長「急性という部分では、(MDMAの)量が増えると交感神経の興奮が高まるということですか」

証人「低いより高い方が高まるのは確かです」

裁判長「致死という部分にこだわりますが、(交感神経の興奮が高まり)頻脈になると助からないということですか」

証人「現場であれば、AED(電気ショックを心臓に与える機器)がなく、助かるのは困難です。病院なら助かる可能性もあります。高い濃度で早い脈や心停止、高血圧が出れば治療のしようがないので、どこの段階で救命できないと判断するのかで、救命の可能性があるかは変わると思います」

裁判長「血中濃度が高濃度だと死亡するということですか」

証人「薬剤によって違いますが、シアン中毒は解毒剤もあり、睡眠薬は血液透析で治ります。MDMAは解毒剤もないですし、血液透析でも下げられません」

血液透析とは、汚染された血液を機械を通して濾過する治療法。

裁判長「血液透析でMDMAの濃度は下げられないのですか」

証人「血液内からはとれても、体にしみこんだものはとれません。MDMAは血液から体内にすぐにとけ込んでしまうので、体内にとけ込んだものはとれないのです」

裁判長「ごらんになった鑑定書の血中濃度は、(田中さんが)死亡したときのもので、救急隊が死亡前に田中さんに接触したときに、濃度が上がらないようにできたのでしょうか」

証人「ありえません。治療方法がないので。早く病院に運んでも下げられないので、早かったか遅かったかは関係ないのです」

裁判長「救急隊が血中に酸素を入れても、MDMA濃度が高くなるのは止まらないということですか」

証人「おっしゃるとおりです」

検察側が追加質問を山口裁判長に求めた。

検察官「2点だけうかがいます。先ほど、肺に水がしみ出して口から泡が出るのは1、2分ということでしたが、この1、2分というのは厳密な意味でしょうか」

証人「1、2分というのは比較的早い時間という意味です」

検察官「泡をたくさん吹く肺水腫は1、2分で完成することもあるのですか」

証人「肺に血液がたまるのは1、2分なので、可能性は低いですが、1、2分で口から泡が出ることもありえます」

検察官「MDMAを飲んでも百パーセント助かるということについて、おかしいと言いたかったということですが、あなたは検察官からの申請は断られましたよね」

証人「私には判断しかねると言いました。なぜなら、交通事故などで警察や検察などから電話があった場合、関係のところに自分で電話をかけて確認します。今回検察官から電話をもらって、質問を受けて、うそではないと思いましたが、弁護側からは実際に直接会って質問を受けました」

証人尋問が終わり、山口裕之裁判長が証人を退廷させる。

裁判長「では被告人質問に移ります」

被告「はい」

被告人質問は、“続き”を見てください。

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2010/09/15(水)
押尾学:元俳優

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#略歴については、押尾学:麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕を、参照してください

初公判第2回公判第3回公判第4回公判

合成麻薬MDMAを一緒に飲んで容体が急変した飲食店従業員、田中香織さん=当時(30)=を放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死など4つの罪に問われた元俳優、押尾学被告人(32)の裁判員裁判の第5回公判が9月10日、東京地裁(山口裕之裁判長)で始まった。

法廷は東京地裁最大の104号。
午前10時3分、山口裁判長が声を発した

裁判長「それでは入廷を」

午前10時5分
裁判長「それでは開廷します」

男性検察官が「進行の予定について意見があります」と裁判長に発言の許可を求めた。

検察官「今日の証人の証言は若干、専門的な説明になります。場合によっては時間のご配慮をお願いします」

裁判長「結構です。それでは、入ってもらってください」

中年男性が証言台の前に進み出た。
山口裁判長の指示で「証言にうそ偽りがないことを誓う」と落ち着いた声で宣誓を行う。
男性検察官が質問に立った。

検察官「それでは、証人の経歴から質問します。昭和大学医学部教授で、救急医学講座主任でいらっしゃいますね」

証人「はい」

検察官「どういうお仕事を?」

証人「研究、診療、医学部生への教育の3つです」

検察官「現場で診療には携わっていらっしゃらないんですか」

証人「(大学病院の)救急医療センター長もしており、大学病院で朝の回診もします」

検察官「被害者が急性薬物中毒で亡くなったことは、鑑定書などをお読みになり、ご存じですね」

証人「はい」

検察官「では資料を示します」

田中さんがMDMAを飲み、死亡に至るまでの症状の変化を書いた資料が、法廷に設置された大型モニターに映し出される。「午後6時20分、突然、目を開いたまま、ベッドに倒れる」などの症状が時系列に従って書き込まれている。

検察官「症状変化についてうかがいたいと思います。(提示した資料には)『みけんにしわを寄せてハングル語のような言葉で誰かにブツブツ文句を言う』『掛け金が…』『もっとしっかりしろ!』と怒鳴り始めるとありますが、これはMDMAの症状といえますか」

証人「MDMAの効果の表れと考えられます」
「多い少ないの『多い』に幸福の『幸』と書いて『多幸感』といいますが、多幸感や気分の高揚だとかが期待される薬物が、より強く脳に作用することによって幻覚や妄想などの変動が起きます」

検察官「期待している多幸感を超えて妄想に陥ったということですか」

証人「脳に作用して気分がよくなったり、幸せを感じる作用が、より強く作用して幻覚の症状が出ます。見えないかもしれないものが見えたり、聞こえない声が聞こえたりしてしまいます」

証人の医師は一言一言、言葉を選びながら答えていく。できるだけ裁判員らにも分かりやすいようにと苦心しているようだ。

証人「感情の変化…。感情の『情』に『動く』と書きますが、『情動』の変化が表れています」

検察官「(資料に)『歯をくいしばって、両手を上下する』とありますが、これもMDMAの効果の表れでしょうか」

証人「そのように考えてよろしいかと思います」

検察官「どのような効果でしょうか」

証人「情動の変化。幻覚妄想ということがありますが、『上下に両手を動かす』というのは、意識せずに勝手に動いてしまうものです。『不随意運動』といってけいれんなどと同じものです」

検察官「不随意運動とは、脳が勝手に信号を送り、体が動いてしまうことですか」

証人「はい。今回のこの状況はおそらく、でたらめな信号が勝手に出て、体が動き出したのでしょう」


検察官が「表で緑のマーカーがひかれた部分について伺います」と続けた。
表では、「両目を大きく開き、黒目を左右にギョロギョロ動かし、白目をむき出して、映画の『エクソシスト』みたいになった」という部分に緑のマーカーがひかれている。

検察官「これはMDMA中毒による症状なのでしょうか」

証人「はい。白目というのは、眼球がかなり上の方を向いた状態になっていたとみられます。これは、目に関する痙攣(けいれん)が起きていたと考えられます」

検察官「表で青、オレンジ、緑のマーカーがひかれた部分の(症状の)推移は、MDMAの血中濃度が高くなった結果といえますか」
青マーカー部分:「質問にしわを寄せながら、ハングル語のような言葉で、誰かに文句を言うようにブツブツとしゃべり出した」
オレンジマーカー部分:「歯を食いしばってうなり声を上げ、拳を握りしめた両腕を上下に動かした」
いずれも午後5時50分ごろに起きたとされる異変。

証人「低くなっているとは思えません。(血中濃度が)上がっていると想像します」


検察官「黄色のマーカーがひかれた部分を見て、MDMAにより意識障害が進んでいるといえますか」
黄色のマーカー部分:「アゲちゃん(田中さん)の肩をゆすったり、頬をたたいたりしながら『おい、しっかりしろよ』と声をかけたが、『うーっ』とうなり声を上げるだけで会話はしなくなった」とする、午後6時から6時20分ごろの異変。

証人「はい。通常、寝ている人をつねったりすると目を覚ます、つまり覚醒(かくせい)します。ただ、意識障害が強いと、つねったりたたいたりしても動きません。その中間だと、手を振り払うなどの動作を行ったりします。つまり、この症状は意識の覚醒の障害といえます」

検察官「表の午後6時20分ごろの部分ですが、『突然目を開いたまま、あおむけにベッドに倒れる。息が止まっているみたいだった。手首の脈をみたが、脈は打っていないみたいだった』という記述があります。この症状についてはどう考えますか」
#赤マーカー部分

証人「広い意味で、全身痙攣発作が起こって倒れたと考えてもいいかもしれません。ただ、MDMAの障害が深くなって心臓に作用し、心臓が止まってしまったのかもしれません」

検察官「青マーカー部分から赤マーカー部分までの経過を第3者が見て、119番通報することは期待できますか」

証人「どこかで119番通報すると思います」

検察官「具体的には、どの部分で通報すると思いますか」

証人「一言でいうと、周囲の人が通報する場合は、自らの日常の領域から見て(患者の症状が)おかしいと思ったときに119番通報することがほとんどです」

検察官「この表でいうと?」

証人「ハングル語のような言葉を発したという状態で救急隊を呼ぶのが普通です。この水準で十分です」

検察官「MDMAを服用してから、心停止となるまでの経過を説明してください」

証人「この薬を服用する人は、脳に対する影響を期待して服用します。(MDMAに含まれる)アンフェタミンなどの作用は、交感神経系を興奮させます。頻脈、つまり脈を早く打つなどの症状がでます。これがひどくなると不整脈になることもあります。脈をたくさん打つということは、心臓への負担が高くなります。そのほかの臓器はよりたくさん、心臓からの血液供給を求める。そうすると、相対的に心臓が弱くなります。勢いよく(急激に)弱ると、急性心不全となることもあります」

検察官「MDMAで、全身に酸素が行き渡らなくなると、それ自体が心臓の機能を弱めてしまいますか」

証人「はい」

検察官「肺臓にも負担がかかり、肺水腫になりますか」

証人「(そう考えて)よろしいと思います」

検察官「田中さんの救命の可能性についてお聞きします。心室細動が起こる前に、救命センターに搬送できたことを前提に救命の可能性についてお聞きします。救急隊がMDMAを摂取した田中さんに接触したらどうしますか」

証人「救急隊は基本的には酸素を投与することができます。除細動器を使ったり、気道の確保をして、場合によっては、点滴もできます。意識状態が多少悪ければ、あごの先を少し上にあげるなど、気道の確保をして酸素を投与します。血液の中にどれくらい酸素がまわっているのかという酸素飽和度をはかるモニターを指先につけたりして搬送すると思います」

検察官「救急隊からMDMAの患者さんをひきついだ場合、医師はどうしますか」

検察側は「田中さんの容体急変から死亡までは約1時間あり、押尾被告が直ちに119番通報していたら救命することができた」
弁護側は「田中さんは急死で、救急車を呼んでも救命可能性は低かった」

証人「多くの薬物中毒では、最終的に責任のある薬物が何か判明するのは時間がたってからです」
証人「気道を確保すること、場合によっては肺水腫などがあって、100%の酸素をマスクで与えても、十分に体に取り入れられないというときには、直接、肺臓に管を入れて、100%の酸素を流さねばならない。肺臓に気管挿管して、人工呼吸器につないで、体に酸素が十分にいくようにします。心臓は心電図をモニターします。血圧も測ります。脈拍が多くて、心臓に負担がかかるなら、コントロールする薬を使います。そして、集中治療室に患者さんを運んで、ディスカッションしながら治療します」

検察官「(薬物が)MDMAと分かっていたら治療はやりやすいですか」

証人「なんでこんなに体温が高いのか、あの薬の影響だよね、と。薬物が何か分かっていれば、治療をあらかじめ作戦の中に入れておけるので」

検察官「体温が高くなるとどういう影響がありますか」

証人「非常に困るのは脳です。脳の蘇生(そせい)、もとに戻る力を弱めるので。脳が想像以上に痛んでいる場合は、(体温を)低くします」

証人「私たちの体の細胞はまともにきちっと生き続けるには、(体温は)37度程度に保たなければいけないんです。それが、ほ乳類の基本ですので。高体温は全く困った状態です」

検察官「救命行為をしたなら、心室細動が起こった可能性は低いですか」

証人「それは分かりません。胃袋に薬が残っているという状況を想定するなら胃を洗浄しますが、そうは言っても、胃をきれいに洗ったところで、腸に流れていって、吸収される可能性はある。治療を開始しても心室細動は起こる可能性はありますが、薬が何なのか分かるというなら、どんなことが起こるか想像できるので、心室細動が起こるのも想像できます」

検察官「医師の前で心室細動が起こった場合、除細動の成功率はどうですか?」

証人「9割以上が成功することになると思います」
証人「先ほど成功率は9割方オーケーと言った。しかし、心臓に責任があるわけではないので、体の状況を整えながら、除細動器を使えば、心細動を制御できるだろうと考えます」

検察官「心室細動が再び起こっても、除細動器を使用しますか」

証人「そうです。だから集中治療室で処置を行います」

検察官「除細動器で心室細動が回復しなかったらどうするのでしょうか」

証人「心臓は体に血液を送るためのポンプの役割を果たしています。十分にポンプの役割を果たしてもらうため、胸全体の圧力の問題があるとはいえ、心臓マッサージを行います。心臓に血液が戻るように押し出す方法もあります。病院では人工心肺を使い、体の血圧を維持し、血液を体に回します」

検察官「救急隊員の前で心室細動が起きなくても、病院へ戻ったときに発生した場合の救命可能性はどうでしょうか」

証人「薬物が体からひいてしまえば塩がひくような感じになります。例えば脳の病気では、心室細動で制御ができたとしても元に戻ることはありません。脳死の状態であり、救命の可能性はないでしょう。しかし病院で心室細動が起きた場合ですと、かなり高い確率で救命できます。(田中さんは)若い女性なので9割方助かるのではないでしょうか」

検察官「仮に救急隊員の前で心室細動が起きれば、AEDは使用するのですか」

証人「使う間もなく搬送となれば搬送します。あとは心臓マッサージです。心臓マッサージは大したことないと思われがちですが、状況によっては長い時間行います。マッサージしているときは意識があるのに、止めれば話ができなくなるといったこともあります。きちんとやれば効果は高いのです。救急隊は血流が維持された段階で搬送するだろうと考えます」

検察官「MDMAを服用し、中毒が起きてから数分から10分程度で亡くなることはあるでしょうか」

証人「そういうスピードではないでしょう。青、オレンジ、緑、黄色。血液の濃度によって症状が起こりますが、脳は階段を昇るように悪くなります。数分を階段に置き換えると、ピョンピョンとウサギ跳びのように階段を昇るようなものです。おそらく階段を昇るための1つのプロセスでは、5~10分程度の時間がかかります。どんなに考えても数十分かかると考えるでしょう」

検察官の尋問が終了。
男性弁護人が質問。

弁護人「(田中さんの)血中のMDMA濃度が高かったことはご存じですか」

証人「致死量を超えているとのことです」

弁護人「一般的な致死量はどの程度だと考えておられますか」

証人「それは個別具体的で専門的なことなので分かりません」

弁護人「これまでにもMDMA服用による死亡例はあります。この際の血中濃度は?」

証人「個別具体的なことは分かりません」

弁護人「鑑定によると、血中1ミリリットルあたり15・1マイクログラムのMDMAが含まれておりましたが、これは数値として高いのでしょうか?」

証人「鑑定ならばその通りでしょうが、致死量を超えたからといって必ず死ぬわけではありません」
証人「致死量とは死亡者の血中濃度を集めて、ある程度調べたデータです。ただ(血中濃度が)非常に高いと思ったことは間違いありません」

弁護人「例えば、3~5マイクログラムの量のMDMAで、死亡に至った例というのはありますか?」

証人「それはケースによってバラエティーがあると思います。アルコールの血中濃度と同じで、問題は量ではありません」

弁護人「(田中さんが死亡した平成21年8月2日)午後5時50分ごろの状況を示した別紙をもう一度ご覧頂けますか」

弁護人「押尾さんは田中さんに『大丈夫か』と声をかけると、田中さんは肩の力を抜き、『あー、マーくんごめんね』と答えています。この状態だと、正気に戻った様子ともとれますが、一般の人がもう大丈夫と思い、119番通報しないということは考えられますか」

証人「それはあると思います」

弁護人「MDMAによる死亡の機序(順序)についてですが、肺水腫や交感神経の過興奮などを経て、呼吸不全で亡くなるということは考えられますか」

証人「機序としては考えられます。ただ、あくまでも臨床なので。今回については、心臓が原因だと思います。肺水腫だけが進行して、心臓がすでに止まっているのは極めてまれです。検察側がおつくりになった(死亡までの)機序は正しいのではないかと思います。(田中さんが)亡くなられたケースについては、心臓に理由があると思うのが妥当だろうと考えられます」

弁護人「(田中さんには)高体温の症状もあったようですが、その点についてはいかがでしょうか」

証人「具体的な記載についてはよく分からないのですが…」

弁護人「それでは、救急隊が肺水腫や高体温について、適切な治療ができると考えられるでしょうか」

証人「例えば、救急隊の作業の範囲でいえば、高体温、熱中症などでもそうですが、身体を冷やすことが考えられます。また、肺水腫については、肺の中で空気中の酸素などを取り込む肺胞の部分に体液が漏れ出す症状です。これについては、残念ながら、救急隊が『直接的』に何かしらの治療ができるということはありません」
「肺水腫の治療については気管挿管で高い濃度の酸素を送る方法があります。最終的にはいわゆるPEEP法による対処となります。救急隊にも論理的にはできますが…」

弁護人「本格的な治療、ということになると、病院でのPEEP法になるということでしょうか」

証人「はい。(PEEP法とは)病院で人工呼吸器を使用し、身体に回る酸素の量を調節する。集中治療室での作業ということになるでしょう」

弁護人「セロトニン症候群(自律神経などに悪影響を及ぼす症状)についてはいかがでしょうか」

証人「私は、セロトニン症候群についてはよく知りませんが」

弁護人「田中さんが高体温であったことなどから、亡くなった原因がセロトニン症候群と関係があるのではないでしょうか」

証人「悪性の過高熱、熱中症などもそうですが、おっしゃるように、概念上は(死亡の)要因としてオーバーラップする部分はあるかもしれません」

弁護人「セロトニン症候群に罹患(りかん)していると、MDMAなどの服用により、多臓器不全となる恐れはありますが」

証人「MDMAの治療の機序として、多臓器不全となる場合が多いということが書いてある教科書があったと仮定してお話しします。例えば、尿が出なければ、透析をするなどの対応があります。ただ、それは治療の場面でそうした実態、臨床のケースがあるというだけであって、直接的な患者の治療については、『だから何なの?』という話になってしまいますが…」

弁護人「救命率についてお伺いします。心臓で心細動が起きた場合、除細動器を使えば、かなりの確率で救命できるということですね」

証人「恐らく、病態そのものに劇的な改善がなければ、心臓そのものに原因があると考えられる。よしんば、瞬間的に症状が良くなったとしても、心機能が低下していれば、治療は悲観的にならざるを得ないのです。自律神経系の作用としても症状が表れていれば、時々除細動器を使いながら、厳しい容体という『台風が過ぎ去る』のを待つような治療になるでしょう」

弁護人「MDMAの解毒剤のようなものはあるのですか」

証人「ないということになっています。あれば多くの施設で使うでしょう。ただ、MDMA中毒の治療は、総合的な戦略を立ててから行うもので、瞬間的には薬でMDMAの血中濃度を下げられても、元のもくあみに戻る場合もある」

弁護人「MDMAの血中濃度が高いと、時間とともに下がるものですか。時間はかかるものですか」

証人「どんなに頑張っても、3日から1週間はたたないと血中濃度は下がりません。剖検(病理解剖)のときの濃度は致死量をはるかに超えているので、3日から1週間かかったであろうことは、確信を持てます」

弁護人「過去の経験で、これだけの高濃度の患者さんはいましたか」

証人「薬を飲んだかについては、カンファレンス(病院内での会議)で議論になるが、濃度については、高いのが前提なので記憶はありません」

女性弁護人が質問。

弁護人「先ほどのお話では、MDMAによる心室細動は、除細動が効きやすいということでよろしいでしょうか」

証人「心臓自体に(心室細動の)原因があると、心筋梗塞(こうそく)で心臓全体にダメージがあります。ただMDMAの中毒の場合はそうではないです」

弁護人「MDMAのような薬物で起きた心室細動は、難治性ということでしょうか」

証人「MDMAによる心室細動がすべて難治性で、PCPS(人工心肺)を使わないといけないというわけではありません」

弁護人「病院内では、心室細動はほぼ治療できるということでよろしいのでしょうか」

証人「集中治療室にいれば、看護婦も含めてAEDを使える医療者がいるので、ほぼ全例について蘇生(そせい)できます」

女性弁護人の質問は終了

向かって右から3番目の女性裁判員が質問。

裁判員「裁判員3番です。病院ではなく部屋の中でMDMAを過剰摂取した場合、人工呼吸や心臓マッサージをしただけでは蘇生は困難ということでしょうか」

証人「おかしいと思った人が目の前にいた場合、人工呼吸と心臓マッサージをすることで、社会復帰の可能性が高まるのは事実です。そういうことを、死ぬだろうからやらないとか、死ななそうだからやるとかではなく、そういう措置をするのは心肺蘇生にかかる現代人の作法です。そういうことをしないと、脳をやられてしまうので社会復帰が困難になります」

裁判員「そのほかに、救急センターに電話をすることが必要ということでしょうか」

証人「センターに電話というより、119番にコールして119を受けた側が搬送先を決めるので、居合わせた人が救急センターに連絡することはありえません」

向かって左から2番目の男性裁判員が質問。

裁判員「心肺停止の手前で救急隊員が治療を行えば、助かる可能性は高いですか」

証人「心臓がまだかすかでも動いている状況で心臓マッサージなどをすれば、かなり高いです。1分たつと生存の可能性が6~7%減るとすると、6、7分で生存可能性は半分近くになります」

左から3番目の男性裁判員が質問。

裁判員「(MDMAを)服用したことがない人と常習の人で(心停止などの)発症する確率は違いますか」

証人「日常的にお酒を飲み、アルコールを摂取している状況と同じで、何回も服用している人は症状が違います。ただ、常習の人の問題点は複雑で、自立神経症状に影響はあると思うが一概にいえない」

裁判員「耐性が生まれるかという意味において、症状に差がでますか」

証人「(常習の人は)多めの服用が必要という差は出てくると想像します」

裁判員「現場で救急隊員から情報を受ける場合は多いのですか」

証人「ほとんど受けますし、使った薬の殻、いっぱい置いてある薬物について報告を受けますし、それらをかき集めて病院に持っていきます」

裁判員「現場からの情報は救命活動に相当左右する?」

証人「そうです」

向かって右側の裁判官が質問。

裁判官「MDMAの症状は(急にでなく)プロセスを経て悪化すると説明されましたが、どのような段階があるのでしょうか」

証人「気分の高揚状態や意識水準の深さでさまざまですが、3段階ぐらいをへて、自立神経の症状が深刻となり、心肺停止につながります。一気に行くわけではなく、一定の時間がかかります」

裁判官「5~10分はかかるということですか」

証人「幻覚やもうろうとした状態が1分で終わるということは、外から静脈注射などをしない限り、人体のメカニズムとしては考えにくい。10~20分の時間をへて次の段階に行く」

裁判官「心肺停止まで10分程度ではいかない」

証人「そう思います」

裁判官「幻覚症状から心肺停止まで30分ぐらいはかかるということですか」

証人「現状の医学的な見地からいえば、私はそう思います」

裁判官「病院に搬送中に心肺停止状態になった場合はどの程度助かるのでしょうか」

証人「病院であった場合は100%に近いといえますが、9割方といえるかもしれません。また、救急隊員が心臓マッサージを現場で行っていれば、8割方助かっていると思います」

向かって左側の男性裁判官が質問。

裁判官「救急隊員が現場にいってすでに心肺停止だった場合、どれくらいの時間で救命可能性は変わってくるのですか」

証人「1分間で7%近く生存可能性は下がります。5分だとしたら、35%減るという計算で65%の可能性で助かるだろうと思われます」

裁判官「65%というのは単純な生存可能性ということですね」

証人「そうです」

山口裁判長が「もう少しおつきあいお願いします」と、疲れた様子をみせはじめている証人の医師に声をかけ、質問を続けた》

裁判長「(みけんにしわをよせるなど)症状が出てから死ぬまで数十分かかるのが妥当と説明されたが、その『数』というのはいくつですか」

証人「30~40分ぐらいです」

裁判長「30~40分というのは心肺停止までの時間と考えてもいい?」

証人「そうです」

裁判長「昏睡(こんすい)に近い状況から心臓に影響が出るまでの時間はどのぐらいですか」

証人「難しい質問です。10~20分ぐらいが普通と考えます」

裁判長「どのような状態でどのような医療措置が大事になってくるのですか」

証人「救急隊員が現場で患者と接する段階が重要になってきます」

裁判長「どの段階で救急隊員が接触すれば救命の可能性は高いのですか」  

証人「昏睡に近い状態だったら、まず間違いなく助けることができます。100人いれば、90人以上助けることができる。医師がいるのとほぼ同じように、救急隊員は動けます」

裁判長「心肺停止に近い状況で救急隊員が接触した場合は?」

証人「行ってすぐ、(心肺停止から)5分ぐらいなら高い確率で生きる可能性はあったと思います」

裁判長は「ごくろうさまでした」と長時間の証言をねぎらい、証人の尋問が終了。
午後の証人尋問の時間調整を行った。
午後は約1時間の休廷をはさんで開廷。

午後の証人尋問は、“続き”を見てください。

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