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小室哲哉:著作権詐欺事件第3回公判

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2009/04/24(金)
小室哲哉:音楽プロデューサー
小室哲哉10

音楽著作権の譲渡を個人投資家の男性に持ちかけて5億円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた音楽プロデューサー、小室哲哉被告(50)の第3回公判が4月23日午前10時、大阪地裁(杉田宗久裁判長)で始まった。

《この日は、検察側の論告・求刑と弁護側の最終弁論が行われ、結審する予定。一方、それに先立ち小室被告本人への被告人質問なども実施される。》
小室哲哉15 ⇒ Ranking

《冒頭、右陪席の裁判官が異動したことにより公判手続きを更新するため、裁判長が小室被告に対し、証言台の前に立つように促す。その上で裁判長は、再度、小室被告の意見を確認する》

裁判長「被告人の言い分はすでに聞いていますが、その後、修正などはありますか」

小室被告「ございません」

裁判長「分かりました。元の席に帰ってください」

裁判長「本日は、基本的に弁護側の立証を開始するということで。では弁護人どうぞ」

《弁護側は弁2~5号証を証拠として提出。
 ・弁2号証は小室被告は被害者の個人投資家の男性に対して送った謝罪文など関連書類。
 ・弁3、4号証は古くからの友人や関係者の嘆願書関係。
 ・5号証は小室被告が果たした社会貢献などにまつわるもの》

弁護人「それから、証拠物として、ファンの方々が減刑を求める署名がありまして、6000人分。その他の手紙などがあります」

《検察側は、2号証に対して捜査報告書を提出する以外は同意。一方、減刑を求めるファンの署名などの証拠物については、「裁判所として存在を確認する程度にとどめていただきたい」とくぎを刺した》

裁判長「それでは証拠はすべて採用します。順次、朗読、要旨の告知をお願いします」

弁護人「弁2号証は、謝罪の意を伝えるため、第1回公判の後に謝罪文を作成し…」

 《ここで裁判長は弁護人の要旨の告知を遮り、2号証本文の朗読を求めた》

弁護人「謝罪文をめぐる経緯ですが、被害者の代理人に謝罪文を送付したことを告げると、「事前に(送付することを)連絡すべきだ」と言われました。そして、代理人から当方に内容証明が送られてきて、内容は『文書を送りつけることについて一言も連絡がなかった』というものです。そこで小室被告に確認すると、あらかじめ(要件を)伝えたうえで送付することを希望しました。そこで代理人に電話をすると、『被害者は立腹しているので、もう終わりにしましょう』と拒否されました」

裁判長「その作成した謝罪文は、被告人の自筆ですか。それなら被告人に自分で読み上げてもらいましょうか」

小室被告「前略、私が大きな過ちを犯したことで、多大なご迷惑をおかけしたことをおわびします。詐欺事件で大阪拘置所に入っていたときに、さまざまなことを考えました。大きな過ちを犯したと反省し、おわびの気持ちを表そうと思いました。一刻も早く謝罪しようと思いましたが、公判中でしたし、被害弁償することが第一と思って過ごしてきましたので、結果として、おわびがこの時期になってしまいました」
小室被告「拘置所にいる間に考え直しました。(事件の)当時は、本来の仕事である音楽活動の創作も減った状況でした。しかし、改めて、私には音楽活動しかないと認識しました。今までの生活を改めるのはもとより、生まれ変わりつもりで過ごし、許されるなら音楽で社会貢献していきたいです。平成21年3月23日、小室哲哉」

《被害男性の代理人が送付した内容証明について、弁護側が読み上げる》

弁護人「文書を送りつけることに一言の連絡もないし、民事訴訟の和解条項についても、お金だけが振り込まれ、札束でほほをたたかれた感じだ。文書には回答しないまま返送します」

《これに対し、検察側は捜査報告書として、被害男性の代理人から届いた手紙を読み上げる》

検察官「第1回公判の感想ですが、当方は失望と怒りを覚えた。小室被告の服装もノーネクタイだし、(起訴事実に対する認否も)あいまいな発言だった。本当に反省しているのか」

《弁3号証は、旧知の友人や関係者による嘆願書など。
 ・音楽評論家の湯川れい子
 ・音楽会社の社長
 ・「TM NETWORK」を組む木根尚登
らが名を連ねているという》

弁護人「大衆的な商業音楽はその時代に生きる若者のために生み出される。小室氏がその分野で活躍し、時代の寵児(ちょうじ)としてもてはやされたことは周知の通りです。寛大な処分を望みます。日本作詩家協会会長 湯川れい子」

《続いて日本レコード協会会長の書面が朗読される》

弁護人「今回の事件は重大な犯罪と言わざるをえない。このような罪を犯した小室被告には猛省を促したい。ただ、小室被告が日本の音楽会に大きな足跡を残したことも事実。これからもわが国の音楽文化の発信に寄与してくれるはずだ」

弁護人「続いてソニー・ミュージック・エンタテインメントの社長。『人をだましたことは許されないが、音楽における小室氏の才能は社会に貢献できるものと考える』。
次は作曲家協会所属の作曲家。『多額の金をだまし取ったことは反省し謝罪してほしい。小室氏にはまだまだ大きな将来性がある。一刻も早く以前の小室哲哉に戻ってほしい』」

弁護人「小室哲哉は他人を喜ばせることに喜びを感じる人間。その作品に魅力を感じてきた多くのファンも復帰を待ち望んでいるはずです。寛大な判断をお願いします」

《その後弁護人が、読み上げた嘆願書などを机上に積み上げた。裁判所職員はデジタルカメラで撮影、裁判官に見せる》

 裁判長「それでは、引き続き被告人質問に入ります。被告人は前へ」

 《証言台の前に進んだ小室被告》

裁判長「座ってください」

 小室被告「立ったままでいいです」

 《座るよう促された小室被告は、立ったまま質問を受けることを希望した》

 裁判長「尋ねられたことだけでいいので答えてください。大きな声で」

 弁護人「起訴状の認否の際、あなたは『おおむね正しいと思うが聞いてから判断したい』と述べた。その後、実際に聞いてみて、おかしい点はあったか」

 小室被告「ありませんでした」

 弁護人「誤りなどもなかった」

 小室被告「はい、結構です」

 弁護人「被害者に対する現在の気持ちは」

 小室被告「大きな過ちを犯し、大変後悔し反省しています。助けてくれようとした気持ちに背いてしまった。事件から2年半たちますが、被害男性は私とは比較にならないほど苦しい、不愉快な思いをされていると思います。また(公判の間)、安易、稚拙な言動で不愉快な思いをされたと思い、おわび申し上げたい」

 弁護人「犯行に及んだ理由として、収入が激減した後も派手な生活が収まらず借金を重ねたと指摘されたが、間違いないか」

 小室被告「間違いありません」

 弁護人「ヒット曲が出なくなり、前妻への借金、事業の失敗があったということだが」

 小室被告「その通りです」

 弁護士「あなたの最盛期は90年代後半だと思うが、どのくらいの曲をつくっていたのか」

 小室被告「1年間で作詞作曲、編曲を合わせれば100曲ぐらいです」

 弁護人「どのくらいのグループを手掛けたのか」

 小室被告「50組以上です」

 弁護人「一番忙しい時期だった」

 小室被告「最も働いた時期です」

 弁護人「充実していた」

 小室被告「はい、スタジオに入っているのが楽しかった」

 弁護人「音楽活動を始めてから、TMネットワークの時代はどうだったか」

 小室被告「中学の時からプロになるのが夢だった。デビューは25年前で、ファンの皆さんに楽しんでもらえるものをつくるのが目標だった。たくさんの人に認められたいと思っていた」

 弁護人「平成11年ごろからヒット曲が出なくなっているが」

 小室被告「93年~94年ごろから急激に作詞作曲の依頼が増えて、そんな状態が約4年続いた。多少頭が疲れてきたというのもあったが、契約というものがあり、それにはお金がつきまとう。純粋に良い音楽をつくろうという心が失われたような気がします」

 弁護人「楽しめなくなった」

 小室被告「はい、仕事になってきてしまったような気がします」

 弁護人「心境の変化に自分で気が付いていた」

 小室被告「はい」

 弁護人「借金返済のため、お金のための音楽、仕事では成果が現れなくなってきたということか」

 小室被告「仕事としてはできたが、頭の中を音楽でいっぱいにすることができなくなってヒット曲が出なくなり、徐々に収入も苦しくなっていった。悪循環です」

 弁護人「いつか潮目が巡ってくれば売れると思っていた」

 小室被告「幸いTMネットワークやプロデューサーとしての成功があったので、また波が来ると安易に思っていた」

 弁護人「証人に(エイベックス・グループ・ホールディングスの)松浦氏、千葉氏が立った際、『(小室被告は)金ができて傲(ごう)慢(まん)になっていった』と言っていたが」

 小室被告「20年来の知人ですが、目の前でそういうことを聞いたのは初めてでした。その通りだと実感しています」

 弁護人「2人とは距離ができていた」

 小室被告「はい、距離ができていました。通告してくれていたということだと思います」

 弁護士「ソニー・ミュージックエンタテインメントの方も嘆願書を書いていたが、距離はできていた」

 小室被告「はい、慢心、過信していると忠告してくれていたと思います」

 弁護人「音楽のことで、あなたの方から相談したりはしなかったのか」

 小室被告「ここ数年、お金を含んだ音楽の相談は何度もしたが、音楽のみの相談は一度もしませんでした」

 弁護人「マネジメントをしてくれている人がたくさんいたわけだが、音楽のことを分かっている人はいたのか」

 小室被告「スタジオの中にいるスタッフには信頼できる人間がいたが、お金関係のスタッフで、音楽のことを良くしてくれる人はいませんでした」

 弁護人「生活面に意見してくれる人は」

 小室被告「そういう布陣にした私の責任ですが、いませんでした。私の選んだスタッフなので、私の責任です」

弁護人「自分の生活の中で純粋に音楽をやれる環境をつくるように、努力をしてこなかったのでしょうか」

 小室被告「何度も何度もそう思いました。しかし、契約とか金のこととか自分の能力を超えてもがいていました」

弁護人「焦っていたのですか」

 《一瞬絶句する小室被告。裁判長の方をまっすぐ見据えたまま、振り絞るように言葉を出した》

 小室被告「気持ちばかり焦っていて、じっくり音楽に誠心誠意、集中できませんでした」

 弁護人「被害者に弁償しているが、許すと言ってもらっていますか」

 小室被告「許すとは言っていただいておりません」

 弁護人「被害男性に書いたという手紙の中身ですが、偽りのない率直な気持ちですか」

 小室被告「よく考えて、被害男性のことを考えて書いたつもりです」

 弁護人「被害男性に手紙を読んでいただけなかったのは、憤りが強いと思いますが」

 小室被告「被害弁済が第一でした。まずはお金を返さないと、と考えて努力しました。被害男性には謝罪が遅れてしまって、憤りを感じているのは分かります」

 弁護人「被害男性は必ずしもあなたのファンではありませんでした。しかし、あなたから曲を贈ってもらったりしてあなたを信じ、結局裏切られた。その点についてどう思いますか」

 小室被告「曲は『ありがとうございます』という気持ちで贈りました。しかし、被害男性を利用してしまったわけですから、悔しい気持ちは分かります」

 弁護人「お金を弁済するだけでなく謝罪をしたいと思いますか」

 小室被告「もちろんです。どうしたらいいのか考えていますが、とにかく(先に)弁済したいと(思っていました)」

 弁護人「全額弁済したのは間違いないですか」

 小室被告「間違いありません」

 《続いて、小室被告は弁済金額の内訳を説明した。
  ・被害男性との間では民事訴訟でも争っていた。
  ・和解したが、当時は条項に含まれた和解金が支払われることはなかった。》

 弁護人「事態を放置したのか」

 小室被告「そうではないです。一度被害男性の自宅におじゃまして、話し合いでお金をお返しすると話しまして、被害男性は快く受け入れてくれました」

 弁護人「謝罪はしましたか」

 小室被告「どうもすみませんでした、と言いました」

 弁護人「弁済はなかなか履行できなかったのでしょうか」

 小室被告「それから精いっぱいお金をつくれるように頑張ったが、結果、つくることができませんでした」

 弁護人「松浦氏に用立ててもらったということでしょうか」

 小室被告「いろいろな方にお願いしたわけですが、松浦さんがお金を貸してくださいました」

 弁護人「お金を借りるときにどんな話をしましたか」

 小室被告「何を怒るというわけではなく、ただ音楽をつくってほしいと。生活態度を改めてほしいと。ありがとうございますという気持ちでいっぱいでした」

 弁護人「事件で勾留(こうりゅう)されていましたが、拘置所の生活はどうでしたか」

 小室被告「私にとって大変厳しいものでした」

 弁護人「音楽が一切ない環境でしたが、20日間という音楽のない環境はありましたか」

 小室被告「小さいころからバイオリンを習い始め、これだけ音楽のない環境は初めてです」

弁護人「被害者に謝罪するのはもちろんだが」

 小室被告「すごく反省しています。家族や、僕のことを聞いて悲しんだファンには、ご迷惑を掛けてしまいました」

弁護人「エイベックスに(肩代わりしてもらった)負債は処理していくのですか」

 小室被告「はい。誠心誠意行っていきたいです」

 弁護人「著作権は」

 小室被告「弁護士、出版社と協議を進めています」

 弁護人「生活態度を改める決意はありますか」

 小室被告「改めます。一から出直します。デビュー前のころ、語り合って音楽を作った、音楽に集中していた、あのころに戻って頑張っていきたいです」

 弁護人「千葉氏から『きちんとしたスタッフを』という話がありました。信頼できる人と相談し、誤りのないよう行動していきますか」

 小室被告「知人の意見を聞いて更正したいというか、一から出直し、純粋な音楽家に戻りたいです」

 弁護人「心からですか」

 小室被告「はい。心からです」

 《弁護人による質問が終了。続いて男性検察官が質問に立つ》

 検察官「検察庁で検察官に話した内容に間違いはありませんか」

 小室被告「はい」

 検察官「事件の後の対応についてうかがいたい」

 小室被告「はい」

 検察官「平成19年の初夏に謝罪したとおっしゃった」

 小室被告「はい」

 検察官「5億円の債務不存在の裁判を起こしましたね」

 小室被告「はい」

 検察官「(被害男性が)大分の妻(KEIKOさん)のお母さんに連絡した事実を使って、(被害男性に対して)慰謝料も請求しましたか」

 小室被告「はい」

 検察官「どうして民事裁判を起こしたのですか」

 小室被告「申し訳なかったとしか言いようがありません」

 検察官「この裁判が与えた苦痛は大きいと思いますか」

 小室被告「被害者の気持ちになると、私が悪いことだけは間違いない。申し訳ないです」

 検察官「対応が不誠実だったと思いますか」

 小室被告「謝罪をしようと思っておりました」

 検察官「少しこだわりますが、被害者はだまされ、裁判を起こされてショックだったそうです。謝罪文に、この裁判に関しての謝罪はありませんでしたね。被害者の気持ちをどこまで理解しようとしているのか疑問ですね」

 小室被告「軽率な言動を取ったのは間違いないと思います」

 検察官「松浦社長の全額援助で完済したのですか」

 小室被告「はい」

 検察官「被害弁償も謝罪も他人にしてもらっている。自分が裁かれ、償わないとという気持ちで裁判を受けていますか」

 小室被告「間違いありません」

《公判では、小室被告の情状面が大きな焦点となっている。このため検察官の質問も、小室被告の反省の態度についてただす内容が多いようだ》

 検察官「被害弁償の件ですが、確かにあなたが苦しい状況にあることは分かりますが、足りない分を補う形で弁償をしなかったのはなぜなんですか」

小室被告「努力はしました。周囲の人たち、松浦社長が手を差し伸べてくださったと思っています。全額弁済をずっと考えていました」

 検察官「まず自分が出せる分だけきちんと出して、足りない分を(他の人が)出す、ということをすべきだったのではないんですか」

 小室被告「100万、1000万円とかだったら何とかできたと思いましたが、とても追いつく金額ではなかったんです。ただ、松浦社長に『これだけはあるんですが』と相談しましたが、『私がまとめて全額工面するから』と言ってくださったんです」

 検察官「あなたは生活態度を改めて更生するということですが、以前のあなた自身の金銭感覚についてはどのように思っていますか」

 小室被告「常識かどうかを考えると、非常識としか言えません。一度お金が入ってしまうと、ついついその金額に甘えてしまって、慢心になってしまいました。私が間違っていました」

 小室被告「今は1円も持たずに出歩いているときもありますし、100円玉ひとつ、5円玉ひとつでも大切に使おうと思っています。当たり前といえばそうかもしれませんが。そうしたことから一つひとつ出直したいと思っています。1000円でどれだけの生活ができるんだろう。そんなことを考えながら暮らしています」

 検察官「ところで、事件でだまし取った金は、借金の返済にと考えていたようですが、共犯者についてはどのように思っていますか」

 小室被告「私が選んだ2人ですので、私自身に責任があると」

 検察官「2人に申し訳なかったとは思わないんですか」

 小室被告「すべてに対して私が選んだことなので。ちょっと自分でも表現が分からないんですが…。2人を選んだのは私です」

 検察官「判決が下ることになるが、罪を償う気持ちはあるんですか」

 小室被告「当然考えています。今回のことで私の中で最も大きいことは、大阪拘置所にいたときのことです。拘置所の雰囲気や、その中で私が何が苦しくてつらいと思っていたか。そんなことを考えながら、毎晩毎晩、夢を見るぐらいです」

 検察官「それを考えながら今も生活していると」

 小室被告「はい」

 《検察官の質問はこれで終了。裁判長が左右に座る裁判官に質問の有無を尋ねると、左陪席の男性裁判官が「ひとついいですか」と切り出した》

 裁判官「金策に追われるなかで、音楽や曲作りに集中できなかったといったことはなかったんですか」

 小室被告「集中したつもりでしたが、あとで作品を聞いたファンのみなさんの指摘で、『真剣に集中できていないのだなあ』と。その時は、曲を作っているときは、そんなことは思わなかったんですが。作品の反応みたいなものを聞いて、今はすごくそのように感じます」

 裁判官「あなたの著書のなかで『金の管理は得意ではない』と書かれていますが、どうですか」

 小室被告「お金の管理は松浦社長たちに指南をしていただいています」

 裁判官「そのなかで音楽に集中できる環境になれますか」

 小室被告「そういう場を作ってくださると約束してくださったことに、心から感謝しています」

 《これで被告人質問が終わった。裁判長に一礼して席に戻った小室被告。》

 《続いて被害男性の証人尋問だが、出廷の際に姿を隠すための遮蔽(しゃへい)板を設置するため、裁判長は午前11時28分、いったん休廷することを告げた。》


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*《午前11時42分、審理が再開。証言台は遮へい板で囲まれており、被害男性の表情をうかがい知ることはできない》

小室哲哉17 ⇒ Ranking

 裁判長「では被告人を」

裁判長「あなたには証人として出廷してもらいました。宣誓で読み上げた通り、すべて本当のことを話すように。検察官、弁護士の順番に質問しますので、聞かれたことにだけ答えてください。では、検察官から」

 検察官「まずですね。小室被告が著作権を売ろうと持ちかけた今回の事件で、あなたはなぜそれを買おうと思ったのか。その時の気持ちについて教えてください」

 被害男性「私は投資というものを糧に暮らしてきました。小室被告の著作権はビジネス的に採算がとれるものだと思ったので」

 被害男性「小室被告と最初に会ったとき、捨て猫のようにやせておりました。小室被告いわく、芸能界の人たちではなく一般の方に私をプロデュースしてほしいと。芸能界は冷たいんだなと思い、かわいそうで救ってあげたいと思った」

 検察官「著作権を手に入れたらどのように使いたいと」

 被害男性「私のライフワークの動物愛護に使いたいと。例えば、『小室哲哉愛護基金』を作って社会貢献したいと思っていた。今ではかなわない夢となりましたが、(小室被告側から)還元された弁済金も社会のために使いたいと思っています」

 検察官「なぜすぐに刑事告訴に踏み切らなかったのですか」

 被害男性「小室さんを救ってあげたい一心でいたので、待とうと思いました。小室さんや、(小室被告が取締役を務めていた)イベント会社トライバルキックスの社長らに電話をしても出てくれず、出ても『おれは関係ない』という状態で、民事訴訟も考えましたが。が、何とか小室さんを助けたいという気持ちで…」

 《突然、被害男性の声が詰まり、嗚咽(おえつ)がもれる。検察官は続けて何かを言おうとしたが裁判長はそれを手で制した。十数秒後、被害男性は「すいません」と言って証言を続けた》

 被害男性「おれが何とか小室さんを復帰させたいと思っていました。小室さんは私に対して詭弁(きべん)を言っていたかもしれないけれど、私は信じていた。口約束ですけれど、人として最も大事で守らなきゃいけないのは約束だと思う。何とか小室さんを助けたい、真人間になって優しさを取り戻してほしい、その気持ちだけです」

 《これまで正面を向いて証言を聞いていた小室被告だったが、うつむき加減になり、目を閉じた》

 被害男性「『このままではだめだよ。すべてをなくしてしまうよ』と伝えたかったのですが、小室さんとは連絡が取れない状態だったので、大分のKEIKOさんのお母さんに電話をかけました。お母さんは涙声で『よく教えてくれた』と非常に感謝してくれました」

 被害男性「しかし、小室さんは債務不存在の裁判を起こし、自分たちさえ良ければいいと、母親にうその証言をさせて自分たちを守ろうとしました。人間として大事な優しさを失って悪い方向に行ってしまう。法の裁きを受けて再出発してもらうしかない、私の手には負えないと」

 検察官「その後、和解が成立したが合意せず、刑事告訴になりましたね」

 被害男性「支払期限にお金が入っていなかった。民事裁判でも、小室さんは出席しなければいけない時にKEIKOさんとロンドンにいて、数百万円を使い、お金が足りなくなると振り込むよう催促してきたと、スタッフに聞いていました。本当にこの人は、優しさを失っていると感じていました」

《詐欺事件に関連し、被害男性は二次被害を受けたという。検察官がその影響について質問する》

 検察官「事件の被害者となったことで、あなたにどのような影響がありましたか」

 被害男性「今回の件がマスコミに知れ渡り、(小室被告の妻の実家がある)大分まで取り立てに行ったという偽りの報道がなされました。インターネットの掲示板でも『こいつが悪い』『加害者だ』と書き立てられました」

被害男性「エイベックス・グループ・ホールディングスの関連会社の取締役がブログで私のことを『あやしい人物』であると書き、(イベント企画会社監査役の)木村隆被告(詐欺罪で起訴、分離)と私が共謀して小室をはめたという誹謗(ひぼう)中傷も、ネットで起きました。(取締役が関係している)動画投稿サイトには、私が小室被告をはめたかのような内容の『報道されない小室事件の闇』というアニメーション動画がアップされ、(再生回数の)ランキングで1位になりました。私はエイベックスに削除願いを申し入れましたが放置されている状態。これでは反省ではなく反撃ですよ」

 《被害男性は、批判の矛先をエイベックスの松浦氏にも向けた》

 被害男性「前の公判で松浦社長は『小室被告を教育していきたい』と言ったが、この人に任せていて大丈夫なのかと感じます」

 検察官「被告に対してどのような刑を望みますか」

 被害男性「申し上げた通り、反省ではなく反撃だと私は感じています。ちぐはぐな対応です。私は法律の専門家ではないので分からないが、多くの人を悲しませ、日本の大切な財産である知的所有権の信頼を著しくおとしめたことを考えると、小室さんの真人間としての復帰を第一に考え、厳正な判決をしてくれれば幸いです」

 《続いて弁護人による質問が始まった》

 弁護人「今おっしゃられた話は、ほとんどネット上や雑誌でのことではないですか」

 被害男性「(証言した誹謗中傷の内容は)投稿されたものですが、小室さんの生活態度については違います。朝までどんちゃん騒ぎをしていたり…」

 弁護人「それは雑誌とか2ちゃんねるで知った内容ですか」

 被害男性「雑誌です」

弁護人「エイベックスの関連会社がやっているサイトでの攻撃とは」

 被害男性「千葉副社長、松浦社長が一緒になって小室さんを支えていくということを表明している。小室同情論というものがネット上のキャンペーンで起こっており、その一環ではないかと疑っている」

弁護人「松浦、千葉両氏の指示と疑っているのか」 被害男性「松浦さんがサイト関係者のことを友達だと言っているのを聞いた。疑われても仕方ないだろう」

 弁護士「裁判ではいつも問題になるが、ネットの掲示板の投稿は無責任なものだが」

 被害男性「信用性はないが、信用する人はたくさんいる。1日何億というアクセスがあり、一種のモンスターメディア。エイベックスの2人はそれを支配、管理する立場にいる。あまりにも無責任だ」

 弁護士「被告人が金を返さなかったとき、(何人かに)電話をしているが」

 被害男性「小室さんから『この人たちが助けてくれる、お金を払ってくれる』と聞いた人に電話した。音楽関係会社の方とプロダクション関連会社の社長」

 弁護人「KEIKOさんのお父さんが亡くなったのはご存じか」

 被害男性「電話した1カ月後に知った」

 弁護人「大分県の知事にも電話したか」

 被害男性「このままでは行政にも大変迷惑がかかる、どうか小室さんを説得してくださいと言った」

 弁護人「家族などにも電話したか」

 被害男性「(KEIKOさんの)お母さんにした。『頑張ってください』といわれた。吉本興業の(当時の)副社長にも電話した」

 弁護人「電話は何回も掛けていたのか」

 被害男性「お母さんは2回。涙ぐんで大変感謝された」

 弁護人「木村隆さんから1億5000万円の慰謝料を支払われたと聞いたが、本当か」

 被害男性「その通りです」

 弁護人「小室さんの処遇について、裁判所の判断に任せるということか」

 被害男性「厳正な処分を下してほしいということです」

 《続いて裁判官からの質問になるのだが、裁判長は小室被告に対し、被害男性と直接、言葉を交わすよう促した》

 裁判長「せっかく(被害男性が)お忙しいなか来てくれているのだから、何か話したいことはありますか」

 《そのまま立ち上がり、話しかける小室被告だったが…》

 小室被告「大変長い間…」

 裁判長「謝罪ですか?謝罪だったらきちんと前へ出てきて直接話しなさい」

 《裁判長の指摘を受け、遮蔽(しゃへい)板の中に入った小室被告。どのような表情で被害男性と向き合っているのか、傍聴席からは分からない》

 小室被告「ごぶさたしています。長い間ご迷惑をかけて申し訳ございませんでした。お気持ちも察せず、思いやる気持ちもなく、大変ご迷惑をかけたことでつらい思いをさせてしまい申し訳ありません。真人間ということを事件からもう1回、改めて考えて、(被害男性の)お気持ちが少しでも和らげられる人間になりたいと心から思います。わざわざ来ていただきありがとうございました」

 《小室被告の言葉を受け、被害男性も「本当に久しぶりなので私の方からも話させてください」と話し始めた》

 被害男性「事件が起こり不思議と憎しみの感情がない。(犯行当時は)人としての優しさとか、私は友情を感じていましたが、今は裏切られて悲しい気持ちが大きい。保釈後の対応も感心できたものではない。優しさが精いっぱい感じられません。反省して刑を全うして真人間に戻ってください。それから音楽をつくっていただきたい。最後のチャンスだと思っていつの日かみんなに愛される、みんなを幸せにしてくれて社会貢献してほしい」

 裁判長「謝罪の気持ちは受け止めましたか」

 被害男性「おわびしてくれる気持ちは受け止めます」

 裁判長「(被害男性が)おっしゃったことが分かりましたか」

 小室被告「はい、わかりました」

 裁判長「では戻ってください」

 《遮蔽板から弁護側の席へ戻る小室被告。被害男性が退廷するときも、席から立って「ありがとうございました」と声をかけ、何度も礼をしていた》

《証拠調べが終了。》

《検察側の論告が始まった。》
 検察官「本件犯行の経緯および動機に酌量の余地はない。被告人は平成8年から9年ころ、自己が作曲した音楽著作権などにより10億円程度の年収を得て、不動産・高級車購入およびその他多額の遊興費に金銭を費やしていた」

検察官「再婚した妻やその家族への見栄などから、またヒット曲を出せば収入も増えるなどと甘い見通しで、生活態度を改めるどころか、さらに浪費を重ねた結果、平成17年には約17億8000万円もの債務を負うに至った。被告人が自己の経済状態の悪化を十分認識しながら、無計画にも多額の借金を重ねながら浪費を続けた結果、それを犯罪で補おうとした経緯、犯行動機には誠に身勝手極まりないというほかない」

 《犯行の動機や態様の悪質さを主張する検察官。》

 検察官「あたかも今後の音楽活動のために著作権を処分しようとしているかのようなファクスを被害男性に送付。さらに面談では、著名人との幅広い交友関係を被害者に告げるなどした上、『806曲の作品の著作権はすべて僕にありますから、この僕のすべての著作権を10億円で買っていただきたい』『バラバラではなくて僕の過去の作品806曲がフルセットになっていることに意味があるし、価値が出るんですよ』などとうそを申し向けた」

 《検察官は、小室被告が完全に被害男性を信用させた経緯を述べた。》

 検察官「著名な音楽家という被告人ならではの地位を最大限に利用し、巧妙な文言を申し向け、自己の能力を悪用して、被告人への尊敬の念まで被害者に抱かせ、まんまと被害者を欺罔(ぎもう)した」

 《検察官は小室被告の犯行を「非常に狡猾(こうかつ)、巧妙である」と指弾した》

 検察官「経済的被害結果は誠に重大。被害者は約2年半もの間、高額な被害を弁済してもらえないのではないかという不安定な状態に置かれたにとどまらず、債務不存在確認訴訟まで起こされている。さらに、著名人である被告人を告訴したことから、大変な世間の注目にさらされ、インターネット上で批判的な記載をされるまでに至っており、経済的被害とともに、精神的被害もまた非常に重大というべきである」

 《「十分な厳罰が必要」という主張を裏付けるための検察官の論告は、最終場面を迎える》

 検察官「被告人の金銭感覚が常識とかけ離れていることは顕著である。相当な社会的制裁がなされたといえる上、被害弁償など金銭的責任も果たしているが、結局、被告人自身の努力によるものではなく、松浦社長の全面的援助があって実現できたというものである。いまだ反省悔悟を促すだけの機会が与えられたとは言い難く、被告人に本件刑事責任の重大性を十分認識させるためにも厳罰を与える必要がある」

 《求刑を述べた》

 「以上、諸般の事情を考慮し、相当法条を適用の上、被告人を懲役5年に処すべきと思料する」

 《弁護側の最終弁論に移る》

 弁護人「公訴事実は争うものではありません。本件は、経済的に行き詰まった被告人が、異常な高利により借り入れた借金の返済のために、被害者に対し、譲渡済みである著作権を自らが有すると虚偽の事実を申し述べ、被害者から著作権の売買代金名下に5億円の金員の交付を受け、これを共犯者も含む債権者への弁済にあてた事案である。被告人の罪責は重く、自身の犯行を猛省すべきものである。しかしながら、被告人については斟酌(しんしゃく)すべき事情もあるので、その量刑を決定するにあたり、ご勘案いただきたい」

 《弁護人は小室被告が3歳ころから音楽に親しみ、TMネットワークでの活動、globe、trf、安室奈美恵さんらをプロデュースして、数多くのヒット曲を送り出した業績を説明。「音楽の分野における他に例を見ない業績を上げた」と評価した》

弁護人「平成11年以降、被告人とは直接関係のない歌手が台頭したり、被告人の楽曲が飽和しすぎたことなどのためヒット曲に恵まれなくなり、一時は数億円から十数億円あった所得が、急速に減少するに至った。そのうえ、創業した事業が優れずにプロデューサー印税を失い、離婚した前妻に多額の慰謝料の支払いを約束したり、レコード会社から前受けしていた18億円に及ぶプロデューサー報酬を返還するべく、多額の借り入れをするなどとしたため、被告人は経済的に極めて厳しい状況におかれることとなった」

《その上で弁護人は、民事訴訟での和解金額が被害男性に弁済されていることを強調。「加害者としてなすべきことを尽くした」と評価するよう求めた》

 弁護人「被告人は保釈後、弁済に努めることが最大のつとめであると認識し、履行のための努力を試みた。しかし、著作権収入の大部分を差し押さえられ、保釈中で新たな音楽活動を行うことができない被告人にとって、高額な弁済をすることは相当な困難だった。しかし松浦証人から支援を受け、債務を全部履行したものである」

 《続いて、小室被告が真摯(しんし)に反省していると主張する弁護人。》

 「被告人は当時を振り返り『被害者の方をだました私自身が一番悪いことくらいよく分かっておりました』としており、責任を自覚していた。逮捕、勾留後は、一切弁解することなく素直に検察官の取り調べに応じ、進んで自白している。また勾留中には『2本のレール』と題する書面を作成し、『私は車輪が狂ったように、もう1本のレールをたどりだしてしまった』『最後はとうとう皆様に急ブレーキをかけて頂き、虚構の列車はやっと止まりました』と述べている」

 《弁護側は、小室被告の将来について「エイベックス・グループの支援により再犯の恐れはない」と主張する》

 弁護人「本件は、被告人が多額の負債の支払いや自らの生活費の確保のため資金繰りに窮し、金員を詐取した事案。しかし、今後はエイベックス・グループの支援のもと楽曲の制作などを行う予定で、生活費や負債の返済原資を安定的に入手できることは明らかである」

 《社会的制裁が大きいこと、音楽分野での業績など、小室被告に有利な事情を続ける弁護人》

 弁護人「阪神大震災の被災地に楽曲の著作権を寄付したり、国連薬物撲滅計画に貢献した。入院中の筋ジストロフィー患者らを訪問し、患者らが結成したバンドとセッションを行うなどして、患者らを励ましたこともあった」

 弁護人「筋ジストロフィー患者らの減刑嘆願書のほか、友人、知人をはじめ、音楽ファンらから多くの減刑の嘆願が行われている。また、音楽業界に関係する著名な人物らは、被告人の音楽業界などに対する貢献をかんがみ、その才能が生きる機会が失われることを惜しみ、寛大な処分を求めている」

 《最終弁論の締めくくりとして、弁護人は裁判所に対し執行猶予付きの刑を求めた》

 弁護人「以上に述べたとおり、被告人に有利な事情も総合的に考慮いただき、今回に限り被告人を、執行猶予を付した刑を賜りたく、弁護人の意見を述べるものである」

 《弁護人が着席。最後に裁判長が小室被告を証言台に促す》

 裁判長「最後に言いたいことはありますか」

 小室被告「本日は被害者にも来ていただき、直接おわびの言葉も述べました。心から迷惑をかけた。心から反省しています。培ってきたものはすべて失った。残ったすばらしい仲間と音楽を糧に、もう一度、一から立ち直りたいと心から思っています」

 《こう意見を述べ、深々と頭を下げた小室被告。裁判長は判決公判の日時を「5月11日午前9時45分から」と告げ、午後1時、閉廷した》

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タグ : 小室哲哉 被害者 論告 求刑 執行猶予

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